QFPay International Limitedは、国内で利用できるQFPay加盟店において、2019年8月1日より 「NETS Pay 」「DBS PayLah」「OCBC Pay Anyone™」「UOB Mighty」が利用可能になると発表しました。
「NETS Pay 」「DBS PayLah」「OCBC Pay Anyone™」「UOB Mighty」は、シンガポール国内で流通しているSuicaのような電子マネーですね。
NETS Pay
DBS PayLah:DBS BankのQR決済
OCBC Pay Anyone™:OCBC BankのQR決済
UOB Mighty:UOB(United Overseas Bank)のQR決済
NETS Pay以外は、銀行系のQR決済サービスになりますので、銀行口座を持っている方は、国内でそのままキャッシュレス決済が使えることになります。
対応する店舗はQFPay既存加盟店の「多慶屋(訪日旅行者から大人気の総合ストア)」や約10万点の玩具を取り揃える「博品館」の2店舗となります。
かなり限定されてはいますが、海外インバウンドのキャッシュレス決済に対応するというニュースは注目したいですね。
2018年12月にはNIPPON PLATFORMが同決済の導入を発表
2018年12月には、NIPPON PLATFORMが「NETS Pay」「DBS PayLah」「OCBC Pay Anyone™」「UOB Mighty」の決済を自社の決済端末で対応すると発表していたため、今回で国内では2社目の導入になります。
<日本初> ニッポンプラットフォーム、シンガポールNETSと業務提携! NETS提供のQRコード決済サービス NETS Pay(ネッツ ペイ)が利用可能に!
手数料は高め
NIPPON PLATFORMでは、店舗側の1ヶ月の決済手数料が10万円までは無料ですが、10万円以上の決済になると3.5%程度と高額になりますね。
シンガポールのキャッシュレス事情
シンガポールでは、かなりキャッシュレスが進んでおり、屋台も含めたかなりの場所で、キャッシュレス決済が可能になっています。
シンガポールでは、低額決済はQR決済コードで、それ以外はクレジットカードの決済が浸透しているようです。
キャッシュレス先進国を巡る 第8回 規格統一により普及するスマホQR決済―シンガポール
実際に私もシンガポールに2019年5月に行ったのですが、やはりクレジットカードとNETS Payの普及は進んでおり、一部の屋台以外ではほとんどすべてをキャッシュレスで済ませることができました。