米国株、不動産セクターの特徴と動きを過去のチャートから読み解きます

米国株、不動産セクターの特徴と動きを過去のチャートから読み解きます

今回は米国株の中でも不動産セクターに絞って、景気循環の中で不動産セクターがどのような動きをするか、米国REITのETFであるIYRをベースにS&P500とパフォーマンスを比較したいと思います。ちなみにIYRは配当の再投資を考慮していないため、ここで紹介する以上にパフォーマンスは良いはずです。

ITバブルの後、S&P500は低迷していますが、IYRは大きくパフォーマンスを伸ばしています。(下図)

次の図はリーマンショックの直前の高値を基準に比較しています。2008年のリーマンショックの直後はS&P500に比べると大きく下げています。景気の後退局面ではパフォーマンスが悪いというのが分かります。(下図) しかも、その後の回復局面を考慮しても、圧倒的にS&P500が上回っています。(繰り返しになりますが、IYRは配当の再投資を考慮していません。)

2017~2020年の期間で、米国株がさらに好況でS&P500が伸びてくると、IYRのパフォオーマンスは相対的に低下します。やはり景気循環でも回復局面には強いと言えそうですが、それ以外の場合のパフォーマンスはS&P500に劣っています。

次の図ではリーマンショックの底に基準を合わせています。そうすると面白い事にまたIYRのパフォーマンスがS&P500を上回ります。(下図)うまく底値付近で買うことができれば、S&P500を上回るパフォーマンスが出せそうです。

IYRとS&P500

最後に2020年のコロナショックで比較してみます。(下図)
やはりS&P500のパフォーマンスが上回っています。

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