シンボル(Symbol)は、2021年3月にローンチされたブロックチェーンプラットフォームで、ネイティブ通貨としてXYMを使用しています。 このプラットフォームは、企業や公的機関などのエンタープライズ向けに特化して設計されており、以下の特徴を持っています。
主な特徴:
NEMをベースにした開発: シンボルは、NEM(ネム)の大型アップデートとして開発され、NEMの技術を基盤にしています。
PoS+コンセンサスアルゴリズム: 従来のプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を改良した「PoS+」を採用し、通貨の保有量だけでなく、取引量やノードの活動量も評価対象とすることで、ネットワークの公平性と効率性を高めています。
ハイブリッド型ブロックチェーン: パブリックチェーンとプライベートチェーンの利点を組み合わせたハイブリッド型を採用し、企業の多様なニーズに柔軟に対応します。
マルチシグネチャー(マルチシグ)機能: 複数の署名を必要とすることで、トランザクションのセキュリティを強化し、企業の資産管理における安全性を高めています。
モザイクとネームスペース: ユーザーが独自のデジタル資産を作成・管理できる「モザイク」機能や、資産やアカウントに人間が読みやすい名前を付与する「ネームスペース」機能を提供しています。
価格動向:
XYMの価格は、ローンチ直後に高騰したものの、その後は下落基調が続いています。 2024年11月5日時点での価格は約1.96円で、時価総額は約119億円となっています。
2024年11月16日に3.752円の高値をつけました。ちなみに過去の最高高値は65円となっています。
将来性:
シンボルは、エンタープライズ向けの高度な機能とセキュリティを提供することで、多くの企業や開発者による採用が期待されています。 また、DeFiやNFT分野での活用も進む見込みです。
購入方法:
XYMは、国内の主要な仮想通貨取引所で取り扱われています。 例えば、コインチェック、GMOコイン、ビットバンクなどで購入が可能です。
購入可能な取引所:
- Coincheck
- GMOコイン
- BitTrade
- bitbank
- bitFlyer
注意点:
仮想通貨への投資は価格変動が大きく、リスクを伴います。投資を検討される際は、十分な情報収集とリスク管理を行うことをおすすめします。