それでは、実際に株を買ってみることにします。
私も初めて買う時はドキドキしました。ちなみに私が初めて買ったのはコカ・コーラでした。今回も個人的に思い出深いコカ・コーラを例にして、実際にみなさんと一緒に買っていきたいと思います。
今回の事例では、楽天証券を例に行います。
銘柄を探す
まずは買いたい銘柄を探します。
検索欄から会社名、もしくはティッカーシンボルを入力します。今回の場合は「コカ・コーラ」、または「KO」と入力します。
「KO」はティッカーシンボルと呼ばれるもので、米国市場で、各企業を識別するためのアルファベットのことです。慣れてくれば銘柄はティッカーで探す方が効率的です。
銘柄が出てきたら「買い」ボタンを押します。
買いの画面説明
必要な項目を入力していきます。
①表示の金額はドルです。ドルに為替レートをかけることで、およその購入金額を把握出来ます。実際の購入時の株価は約定のタイミングの株価となります。
②買付可能額は、購入する予定金額以上入金されている必要があります。事前に銀行口座から入金しておくか、楽天銀行とマネーブリッジの設定をしておけば、楽天銀行に残高があるだけで自動的に入金してくれるので便利です。
外貨買付可能額は、おそらく初めて取引される方は0円だと思います。ドルを証券会社に入金するか、証券口座内で、ドルに事前に両替することもできます。今すぐ株を買う予定はないけど、円高が進んでいるような時は、事前にドルに両替しておくような戦略も可能です。(為替を読むのは難しいですが)
③購入株数を指定します。今回は1株だけ買うので1株を指定します。
④買い方は今回は成行を指定しています。 成行と指値はそれぞれメリット、デメリットがありますが、今回は即座に注文を成立させたいので、成行を選びました。指値注文であれば、希望する金額で注文が出せますので、買値を抑えたい方は指値を指定するのもありです。
⑤執行条件は、成行の場合は指定不要です。
⑥今回は円貨決済を指定します。円貨を指定すると、約定日の翌国内営業日午前10:00(日本時間)頃の為替レートが適用されます。この為替レートには25銭のスプレッド(手数料に相当)が含まれます。
⑦口座を指定しますが、ご自身が開設している口座を選択します。多くの方は特定口座で取引していると思います。
⑧予想受渡代金は、現時点での参考レートに1.05の掛け目で表示されています。これは注文後の為替変動に備えたもので、購入後に差額がある場合には戻されます。[1]
予想受渡代金 = (参考価格 × 株数 + 手数料)× 参考為替レート × 為替掛目(1.05)
[1]・・・買い注文の方法(楽天証券)[2]・・・米国株式 手数料(楽天証券)