多くの人に長く読まれているだけあって、お金に対する考え方や資産とキャッシュフローの考え方など非常に参考になる書籍でした。
この本で一番言いたいことは、お金持ちになりたいならば、資産を持とう!ということかなと。
・貧乏人は日々の支払いに追われる
・中流の人は負債を資産と思い込む
・金持ちは資産を買う
特に家は資産であるという考え方もありますが、金持ち父さんに言わせれば、お金が出ていくものは負債であるということから、マイホームは負債であるということを言っています。
ではどのようなものが資産になるのか。書籍では以下のようなものが資産として紹介されています。
- 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
- 株
- 債権
- 収入を生む不動産
- 手形、借用証書
- 音楽、書籍などの著作権、特許権
- その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
私も小さいながらも会社を経営していますので、この考え方は非常に納得いくものであります。ただ自分がその場にいないと収入が生まれないビジネス(勤労収入)の方が簡単ではありますので、自分がいなくても収入を生み出すビジネスという面では、今後私自身課題に感じました。
お金持ちになるためには、この勤労収入をいかに早く不労所得やポートフォリオ所得に変えるかが重要ということになります。
サラリーマンの方であれば、副業という形で、自分がいなくてもお金が入ってくる副業を考えるということになると思います。
「言うや易し、するは難し」
ではありますけどね。
2種類の投資家
資産を増やすために投資というのが重要な選択肢になりますが、投資家にも二種類あると紹介されています。
一つはあらかじめパッケージ化されたものに投資する人
もう一つが自ら投資するものをゼロから作り出す人
特に2つめの方が、リスクは大きい分大きな勝利を得るためには、そういった物に投資をしていく必要があるということです。
自分に対する支払いを先に
この書籍の中でも、実践しやすい内容はここだと思います。
金持ちになるためには、請求書などの支払いの前に、まず自分への支払いを優先することが必要ということです。
日常生活でわかりやすい点で言えば、収入があれば、まず貯蓄や投資にまわしてから、その後に必要な支払いを行うということになると思います。
私自身の生活を振り返ってみると、やはり他人への支払いを先にしていた部分が多くありましたので、この部分改善していきたいと思いました。