[読んだ]マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド[書評・レビュー]

[読んだ]マーケットのテクニカル分析 ――トレード手法と売買指標の完全総合ガイド[書評・レビュー]

テクニカル分析の教科書的一冊

“1980年代後半に世に出された『先物市場のテクニカル分析』を全面改訂した”と紹介されているように、先物に関するチャート解説が多いです。

株式に関しても解説が豊富で、MACDやRSIなど、ストキャスティクス、ボリンジャー・バンドなどよく使われるテクニカル分析の手法が解説されています。

誰がいつ、どのように発表されたかという歴史的な面でも参考になるかもしれません。

内容的には、網羅性が高い分、今はあまり使われていないと思われる、エリオット波動分析や、ポイント・アンド・フィギュアなどの分析手法も紹介されている。このあたりは普通の読者は読み飛ばしていいのではないでしょうか。

個人的にはRSIのチャート分析の方法が非常に参考になった。これまで割高、割安といった面でしか見ていなかったが、RSI自体のトレンドラインやゼロラインとの交差などでトレンド転換点をみる手法なども紹介されている。

日本のローソク足のチャート分析方法も概要とパターンは掲載されているが詳しい解説はない。ローソク足チャート自体が日本で生まれたものなので、このあたりを詳しく知りたい方は、国内で出版されている本を読むと良さそうです。

原著の改定前の本が1980年後半
原著改訂版が1999年
日本版初版が2017年

書籍版で630ページとかなり分厚い本のようで、kindle版でもなかなか読み終わらなかった。6000円以上する高価な本だが、教科書的に1冊読んで見るのもいいかもしれない。

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