奨学金返済が終わらない!学生が奨学金を借りる意味を、現在も返し続けている30代後半のおっさんが考えてみる

奨学金返済が終わらない!学生が奨学金を借りる意味を、現在も返し続けている30代後半のおっさんが考えてみる

皆さんは大学の進学で奨学金を借りていましたか?(借りようとしていますか?)

日本学生支援機構が発表した「平成30年度学生生活調査結果」によると、およそ50%弱の大学生が奨学金を利用しているようです。

私の体験談

今回は私の体験談の話です。私は某大学から大学院まで進学し、大学院に通っていた2年間、奨学金の貸与をうけていました。奨学金には返済が不要な給付型と返済が必要な貸与型がありますが、私が借りていた奨学金は貸与型のもので、第一種(無利子)のものです。

それからはや13年!年を取るのも早いものです。

何を隠そう、実は私はその時の奨学金の返済をいまだに続けています。 長い!長過ぎる!

正直自分が学生の時には、ここまで長期的な返済になるということは、情報としては把握していましたが、具体的なイメージは湧いていなかったような気がします。

現実は自分の想像よりもリアルです。

とはいえ、もうゴールは見えているので、なんとか完済できそうですが。

そして今になって思うのは、あの時借りていた奨学金の価値と、今返済している負担は釣り合っているのか?(もし当時に戻るなら改めて奨学金を借りていたか)ということです。

どうして借りようと思ったか?

実は私は一種奨学金が無利子であるという点に魅力を感じて借りてみようかと思ったのがきっかけです。無利子であれば、借りた方が得だと思ったのもあります。いま思えば、借りて投資しておけば、、、なんてことも思いますが、当時は米国株なんて頭をかすりもしなかったし、アベノミクス前で株式相場はとても投資するような気配ではなかったんですよね。

そして何に使ったか?

はい、全部遊びに使いました。それこそ、毎日遊んでました。(もちろん勉強もちゃんとしました。)

今の自分からみて、若い時に借りるべきかどうか?

借りていてよかったと思います。ただもう少し有意義な使い方をしても良かったかも。今思えば、大人になったら出来ない、学生の時にしかできないことをもっとやりたかったなと思います。

借りたことに対する後悔はありませんが、とはいえ、今の返済金額の負担感は大きく感じています。

奨学金を借りることについて

まず奨学金がなければ進学できない場合は、問答無用で借りてよいと思いますが、今回は特に借りなくてもなんとかなるけど、借りたい人がどうすべきかについて考えてみたいと思います。

将来の見通しがあるか?

学生で、将来の見通しをもっている方は少ないと思います。ただ考え方の一つとして、将来の見通しがある程度明確な方は借りてもよいかなと思います。

例えば、より手堅く就職して働くイメージが強い方(公務員や大企業志向の人は行けるかも。)は、安定して返済できる見込みもありますよね。

一方で、起業したいとか、海外に移住したいとか、将来の不確実性が高い方は、借りない、又はできるだけ少なく借りたほうがいいかなと思います。(こっちの方が多いか?)

第一種奨学金に関してですが、無利子だからと無計画に借りるのは出来だけ避けたほうがいいかなと思います。(お前がいうか!)

ちなみに返済期間は借りた金額によって変わりますが、短くて10年、長くて20年かかります[1]。

22歳で卒業したとして、返済が完了するのが、最長で42歳!

42歳というと、結婚、出産、家購入、など様々な大きな出費がある可能性もあります。学生のうちに将来を予測するのは難しい(むしろ無理!?)ですが、できるだけ将来の自分への負債は減らしておきたい側面はありますね。

理想は奨学金を免除する

免除の条件、また進学後に負担を軽減する方法をしっかりと調べておくとよいでしょう。これが意外と重要で、例えば、大学院生で第一種貸与であれば、成績次第で全額、または半額免除になります。

他にも会社によっては、福利厚生の一環として奨学金の返済を負担してくれる所もあるようです。

奨学金を早期返還した方がいいのか?

考え方の切り口が色々とあるのですが、借金をそもそもを嫌う方は、早く返してよいかなと思います。精神的な負担から早く開放されるのも一つの方法です。

資産形成を考えていて、株式投資を考えている方については、第一種(無利子)であれば、早期返済は不要だと思います。

第二種(有利子)の方は、金利次第では早期返還したほうがいいかもしれません。なお、金利の決定方法は、借りている時期によって異なります。私が借りていたときは、借りた月ごとの固定金利しかなかったのですが、平成19年以降は固定金利方式と金利見直し方式が選択できるようです[2]。

資産形成で運用が期待できる利回りが、奨学金の金利を上回っていれば、そのまま借りていた方がいいということになります。

ただ最近の奨学金の金利が非常に下がっていますので、ここ数年で借りていた方は金利をあまり気にしなくてよいので、その場合は早期返還する必要はないと思います。

奨学金を借りて投資はあり?

投資している(いた)という方はTwitterで見かける気がします。特に第一種の無利子は強いですよね。第二種も最近だと0.1%など考えられないほど低下しているので、投資で資産形成するのもありだと思います。ただ、借金で投資をするのは良くないという話はよく聞きますよね。おそらくレバレッジがかかるので、リスクが上がるというのが理由だと思います。

今の若い方は大学生から資産形成を考えたりするんでしょうか?若い時の資産形成は自己投資が減って、人生でトータルマイナスになるような気がしなくもないですが。

このあたりは個人の価値観次第ですね。私としては、奨学金で資産形成など、たかがしれていると思うので、若いエネルギーを消費するのに使ってほしいなと願います。。。

結論

将来のイメージってわきづらいと思いますが、やはり若い時にしかできないことは価値が大きいと思います。もし借りるとしても、できるだけ若い時にしかできない経験にお金を使うのがおすすめです。

また借りる金額は、ある程度必要な額の見込みを立てて、できるだけ少なくしておいた方が、将来の負担が小さくなるのでおすすめです。特に収入が少ない方は、返済金額の負担が大きく感じるはずです。

おまけ

コロナの影響で家計が急変した方(親の仕送りができなくなった。アルバイトがなくなった。など)は緊急奨学金の採用もあるようですので、是非チェックしてみて下さい。

新型コロナウイルス感染症への対応について(日本学生支援機構)

[1]・・・返還期間(回数)(日本学生支援機構)
[2]・・・金利(日本学生支援機構)

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