改訂版も出版されていますが、私が読んだのは2002年の初版のものです。
全体的に読んだ感想としては、「うーん、よくわからない」という感じです。
かなり抽象的な表現で、読者に考えさせるような内容が多いので、私がたんに考えずに読んだからなのかもしれません。
具体的な投資の方法を紹介するというよりも、お金持ちになるために必要な投資の考え方が紹介されています。
投資というと、私はどうしても株式投資がまっさきに思い浮かびますが、この本は別に株式投資を推奨するための本ではありません。
ただお金があるから株式を買うというだけでは金持ちにはなれないとすら言っています。
そのために必要なことが、プランを持つこと、正しい知識を持つこと、などが紹介されています。
この本でかかれていることは、「金持ち父さん、貧乏父さん」で書かれているような内容の繰り返しとなっている部分も多いです。
特に勤労所得ではなく、ビジネスや投資で資産を作ろうという内容はこの本でも繰り返し紹介されています。
この本は、明確にこうしなさいというような具体的な方法は書かれていません。
注意深く読めば、お金持ちになるためのヒントが得られるのかもしれません。
個人的には「金持ち父さん、貧乏父さん」一冊だけ読めば、十分じゃないかなと思います。