みなさんはPayPayを使って貯まったPayPayボーナスはどうしていますか?
買い物で使っている方が多いと思いますが、貯まったPayPayボーナスを疑似投資(ポイント運用)で資産運用することが出来るのをご存知でしょうか?今回はPayPayボーナス運用のお話です。
PayPayボーナス運用とは
PayPayボーナスはスマホ決済アプリPayPayで貯まるポイントを擬似的に投資することが出来るサービスです。
サービスはPayPay証券が提供していますが、PayPay証券の口座開設は必要ありません。
実際に私はPayPayボーナスはすべて運用にまわしています。何回か出し入れしているため、過去の運用成績が消えているのですが、実際には約1200円近く増えています。(あくまでも私の実例であり、必ずしも増えるわけではありません!)
残高の種類を知ろう
まず前提としてPayPayには4つの残高の種類があります。
- PayPayマネー
- PayPayマネーライト
- PayPayボーナス
- PayPayボーナスライト
この内、PayPayボーナス運用に回せるのは、PayPayボーナスだけです。PayPayボーナスは主に、PayPayを使用した際のポイント還元として付与されます。
■PayPayボーナス
特典やキャンペーン等の適用に伴い、PayPay残高に進呈された残高です。
出金、PayPay残高を送る機能、わりかん機能では使えません。
引用:PayPay残高とは?
PayPayにチャージした金額は、PayPayマネー、PayPayマネーライトとなりますが、これらの残高はボーナス運用に回すことが出来ません。
PayPayボーナス運用の運用先
PayPayボーナス運用では、2つの投資コースが用意されています。どちらも米国の株式指数S&P500に連動する指数がベースになっています。
- チャレンジコース:アメリカの代表的な複数の企業株価に連動する。3倍上下する仕組み。
- スタンダードコース:アメリカの代表的な複数企業に、ポイントを分散して運用する。
このようにチャンレンジコースは値動きが3倍上下するという、リスクの大きな投資商品となっています。
どのように運用すればいい?
運用コースが2つあるのはわかりましたが、どちらを選べばよいのでしょうか?
そもそも投資先のベースになっているS&P500は投資期間が長くなるほど投資リターンが安定するというデータがああります。
以下の図は1950年から2017年のS&P500のリターンのばらつきをまとめたものです。投資期間が1年の場合はリターンも大きい可能性もありますが、逆に-37%と大幅に損する場合もあります。しかし投資期間が長くなることでそのバラツキがなくなり、投資期間が15年を超えると悪い時でもプラスに収束していくのがわかります。
つまり過去の実績を見る限りPayPayボーナス運用も投資期間がながければ長い程、リスクが小さくなり、リターンは安定するということが言えます。
3倍の値動きをするチャレンジコースはプラスにもマイナスにもパフォーマンスもおよそ3倍になります。つまり短期間に大幅に増やすことに”チャンレジ”したい方はチャレンジコースで。リスクを抑えて長期的に安定して増やすことを狙いたい方はスタンダードコースという選び方が一つ方法としてはあります。
ここが凄いよ、PayPayボーナス運用
私は地味に大きな特徴だと思っているのですが、PayPayボーナス運用は、入金と出金が即時で行われます。つまりいつでも出し入れが可能ということです。
通常ポイントを投資するような他社サービスでは、申し込みは当日、運用開始は翌日といったようにタイムラグがあるため、相場が大きく変動してすぐに売り買いということができません。
PayPayボーナス運用は、入金と出金が即時なので、よりタイムリーな取引が可能になります。
PayPayボーナスを増やすにはどうするばよい?
どれだけ有効な投資戦略があっても元手がなければ、効果的に運用することは出来ません。元手となるPayPayボーナスを増やす方法を3つ紹介します。
PayPayの還元率を上げる
一つがPayPayの還元率を上げる方法です。PayPayは条件を達成することで還元率が最大1.5%までアップします。
ただ「PayPayボーナス運用のために還元率を上げる!」という感じだと、PayPayを細かく利用する必要があり、少し大変な印象です(PayPayボーナス運用で増やそうとするより、節約したほうが効果が高いと思います)。ボーナス運用に関わらず、PayPayをお得に使いたいという方であれば、目指すのもありだと思います。
PayPayのキャンペーンを活用する
PayPayは定期的にお得なキャンペーンを開催しています。
特に特定の店舗や特定の商品で20%還元になるキャンペーンや、使った金額がPayPayボーナスで還元されるキャンペーンがある場合はチェックしてみるとよいでしょう。
ヤフーカードを申し込む
もう一つ大技を紹介します。ヤフーカードは、申し込みや利用によって、数千円相当のPayPayボーナスが付与されるキャンペーンを開催しています。タイミングによって付与されるポイントが変わるのですが、普段よりも大きめのボーナスがある場合は申込みのチャンスです。
先程、運用実績を紹介しましたが、急激に増加した部分はヤフーカード申し込みによる特典で得たものです。
またヤフーカードはPayPayに唯一クレジットカードチャージできるクレジットカードなので、この機会に申し込んでおくとよいでしょう。
まとめ
PayPayボーナス運用は1ポイントからでも出来ます。ただ確実に増えるというわけではなく、減ることもあるので、ある程度減っても気にならない額から運用を始めてみるとよいでしょう。資産形成としてのインパクトは小さいですが、こういうポイントをコツコツと貯めていくことは効果が見えやすいので、資産形成を続ける上でもモチベーションを維持しやすくなると思いますので、是非トライしてみて下さい。
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またYoutubeでもPayPayボーナス運用について紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。