楽天証券、SBI証券、マネックス証券、auカブコム証券で、手数料を比較します。余計な情報を極力排除したので、かなり見やすいと思います。
結論から言えば、コスト的な観点でいえば、圧倒的にSBI証券が有利です。
国内取引手数料
いずれの証券会社も呼び方は違いますが、1回ごとに手数料が発生するコース(この記事では都度コースと表記)と、1日の約定代金で手数料が決まる定額コースがあります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
都度コース | 全体の手数料が安い | 少額でも手数料が発生 |
定額コース | 一定額まで無料 | 一定額を超えると割高に |
都度コース
取引金額 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 | au カブコム証券 |
---|---|---|---|---|
5万円まで | 55円 | 55円 | 99円 | 110円 |
10万円まで | 99円 | 99円 | ||
20万円まで | 115円 | 115 円 | 198円 | 198円 |
50万円まで | 275円 | 275 円 | 275円 | 495円 |
100万円まで | 535円 | 535 円 | 1,089円 | 1,100円 |
150万円まで | 640円 | 640 円 | 1,584円 | 1,650円 |
3,000万円まで | 1,013円 | 1,013 円 | 4,059円 | 33,000円~ |
3,000万円超 | 1,070円 | 1,070 円 |
確認日:2021年3月31日
※楽天証券は、手数料の1%の楽天ポイントが付与
※SBI証券は、手数料の1.1%のTポイントが付与
定額コース
こちらは本来はデイトレード向けのコースですが、1日の約定金額次第では、都度取引の手数料も無料になります。取引金額が少ない方は、こちらのプランに設定するのをおすすめします。
1日の約定代金 | SBI証券 アクティブプラン |
楽天証券 いちにち定額コース |
松井証券 | マネックス証券 一日定額手数料 |
---|---|---|---|---|
50万円まで | 0円 | 0円 | 0円 | 550円 |
100万円まで | 1,100円 | |||
200万円まで | 1,278 円 | 2,200円 | 2,200円 | 2,750円 |
確認日:2021年3月31日
米国株
米国株は各証券会社で横並びです。一応0円からということにはなってますが、通常の投資家が選ぶような銘柄は数十ドルしますので、0円で取引できるものはなさそうです。
約定代金 | 楽天証券 | SBI証券 | マネックス証券 |
---|---|---|---|
最低手数料 | 0円 | ||
4,444.45米ドル未満 | 約定代金の0.495%(税込) | ||
4,444.45米ドル以上 | 22米ドル(税込) |
あと、特定のETFに関しては、手数料が無料になってます。
楽天証券で手数料無料になるETF
VT バンガード®・トータル・ワールド・ストックETF
VOO バンガード・S&P 500 ETF
VTI バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
SPY SPDR S&P 500 ETF
RWR SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF
GLDM SPDR ゴールド・ミニシェアーズ・トラスト
AIQ グローバルX AIビッグデータ ETF
FINX グローバルX フィンテックETF
GNOM グローバルX ゲノム&バイオテクノロジーETF
ソース:楽天証券
SBI証券で手数料無料になるETF
バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
バンガード S&P 500 ETF(VOO)
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS)
ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド(DLN)
ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長(DGRW)
ソース:SBI証券
まとめ
手数料的にはSBI証券が有利で、準じて楽天証券という結果になります。
ただ私はそれでも楽天証券をメイン証券として利用しています。楽天証券は楽天経済圏と呼ばれる、楽天市場、楽天銀行、楽天カードを組み合わせることでお得に使うことができるという理由です。
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