これから証券口座を申し込むのであれば、その候補筆頭に上がるのがSBI証券です。
SBI証券は、他の証券会社にない、独自の特長やメリットがありますので、今回の記事では他の証券会社との違いを重点的に紹介していきます。
SBI証券ってどんな会社?
SBI証券は、主に金融系の企業グループであるSBIホールディングスグループ傘下の証券会社です。親会社のSBIホールディングスはもともとはソフトバンクグループの企業としてスタートしましたが、今は独立して資本関係はありません。
証券口座数は600万口座を超えており、店舗型証券会社、ネット証券会社を含めて最大クラスの証券会社です。
引用:楽天証券プレスリリース
楽天証券とSBI証券が肉薄しており、トップ争いを続けています。私個人としてもSBI証券で口座を保有していますが、商品ラインナップの充実さと、手数料の安さに特に魅力を感じています。
SBI証券の特徴・メリット
SBI証券の主なメリットとしては、以下のような点で紹介したいと思います。
- 取引手数料が安い
- 25歳以下は手数料無料
- IPO取り扱い銘柄が多い
- 三井住友カードで投資信託購入可能
- 米国株ETFが定期買付できる
- 住信SBIネット銀行でドルに交換すれば手数料が4銭
- SBI・Vシリーズが購入できる
- iDeCoの商品ラインナップが多い
取引手数料が安い
取引手数料は業界の中でも最安クラスといえます。特に楽天証券に関しては、手数料体系はほとんど違いはありません。。。。がそれでもわずかですが、SBI証券の方が手数料体系は優れています。
国内取引手数料のポイントが1.1%
取引ごとに手数料が発生するスタンダードプランでは、取引手数料に対して1.1%のポイントを得られます。楽天証券でもポイント付与がありますが、1%還元ですので、0.1%分のアドバンテージがあります。
定額コースでの手数料が最安
1日の取引金額で手数料が決まるアクティブプラン(定額プラン)において、約定代金100万円までの取引手数料は0円、100万円を超えて200万円までの取引手数料がSBI証券は1,238円となっており、楽天証券の2,200円より安くなっています。デイトレードなどを中心に考えている方はSBI証券の方を選択するべきでしょう。
その他の各証券会社との手数料比較はこちらの記事で詳しく解説しています。
25歳以下は手数料無料
SBI証券では25歳以下の国内株式手数料は実質無料です。一旦は手数料が発生しますが、後からキャッシュバックされる形で実質無料となります。25歳以下の方であれば、SBI証券を選択することは大きなアドバンテージになります。
IPO取り扱い銘柄が多い
IPOとは新規公開株のことで、新たに上場する株式のことをいいます。SBI証券はこのIPOの取扱銘柄が業界No.1となっています。
IPOは抽選になりますが、非常に人気が高く、なかなかあたらないことでも有名です。ただし利益を得るチャンスなので、口座開設したら是非ともチャレンジしてください。
三井住友カードで投資信託購入可能
SBI証券では、積立可能な投資信託を三井住友カードで購入することが出来ます。三井住友カードで購入することで、月5万円までを上限に0.5%の還元を得ることが出来ます。つみたてNISAでの購入にも利用できるのはうれしいポイントです。
あえて楽天証券と比較すると、楽天証券でも同様のサービスで、楽天カードで投資信託を買うこともできますが、こちらはクレジットカードの還元率が1%なので、若干ではありますが、楽天証券の方が有利です。
米国株ETFが定期買付できる
SBI証券では米国株ETFの定期買付が出来ます。これはSBI証券の非常に大きなアドバンテージです。他の証券会社だと、マネックス証券やPayPay証券が定期買付に対応しています。一方で楽天証券は定期買付に対応していません。
住信SBIネット銀行でドルに交換すれば手数料が4銭
米国株の購入を考えているならば、ドルに交換する為替手数料にも注目するべきです。
SBI証券としては為替手数料は1ドルあたり25銭が発生しますが、住信SBIネット銀行であれば、片道4銭で交換できます。また住信SBIネット銀行からSBI証券に外貨を送金する場合の手数料は無料ですので、住信SBIネット銀行とSBI証券は非常にメリットのある組み合わせです。
SBI・Vシリーズが購入できる
SBI・Vシリーズは、SBI証券で新たに購入できるようになった、低コストのインデックスファンドです。
株式投資ではインデックス投資の魅力が広く語られるようになっていますが、中でもSBI・Vシリーズは2021年に登場した投資信託のシリーズで、他のインデックスファンドに比べてもさらに手数料を抑えたものになっています。
iDeCoの商品ラインナップが多い
iDeCo(個人型確定拠出年金)について、もしご自身で証券会社を選べるのであれば、SBI証券のiDeCoは商品のラインナップが多いのが特徴です。iDeCoに関しては一度設定してしまえば、ほとんど見る機会もありませんが、普段使っている証券会社に統一しておけば、使い勝手もよいでしょう。
SBI証券はかなり魅力的!
SBI証券はこの記事で紹介したように、他の証券会社にはない、独自のメリットが多くある点において、これから本格的な株式投資をしたい方に非常におすすめ出来ます。
証券会社選びは、お試しで良くなかった時に後から変えるというのが非常に面倒&難しいですが、SBI証券は長期的に使うに耐えうるスペックを保有しています。
>>SBI証券 公式サイト