【FIREシリーズ】第3回 FIREを目指すためのステップ②今いる立ち位置を確認する

【FIREシリーズ】第3回 FIREを目指すためのステップ②今いる立ち位置を確認する

第2回 FIREを目指すためのステップ①目標を設定する

では、FIREにむけて目標を設定しました。続いて第3回では、今あなたのお金の状況がどのようになっているのか?その現状を把握します。ゴールを決めたので、次にスタートを決めるイメージです。

なぜ今いる立ち位置の把握が必要なのか?

何か大きなプロジェクトをはじめる時に、成功する確率を上げる方法は、ゴールと現状をしっかりと把握し、その差分を理解することで的確なアクションに落とし込むことです。

FIREというのは、程度こそあれ資産を作り上げるプロジェクトです。成功する確率を上げるためにも、差分をしっかりと理解することで、何をすればよいのかが初めてわかります。

現状を洗い出す

以下の項目で現状を洗い出します。

・収入
・支出
・資産
・負債

これは財務分析ではよく使われる方法です。収入と支出でお金の流れを、資産と負債は現時点でのお金の状況を把握するのに役立ちます。

※企業の財務分析では、お金の流れをP/L、資産の状況をB/Sで表します。

実際に整理してみよう

エクセルやGoogleスプレッドシートで、洗い出してみましょう。細かくて複雑になってしまう可能性もありますので、大きい金額からざっくりと把握していくことをおすすめします。

収入

収入は支給額ではなく、税金や社会保険を引かれた手取り(可処分所得)で記入します。

支出

一番重要なのは、月にいくらの支出があるのかという合計金額です。その方法を知る1つの方法は、毎月月末の銀行口座残高を調べる方法です。一番確実で手間がかかりません。

ただ支出を抑える上では、どの項目が削れるかを精査していく必要があります。

資産

資産を記入します。一番基本的な資産は現預金(通帳残高)でしょう。

その他、何を資産とするか?ですが、売却できるもの、または解約でお金が戻ってくるものです。この場合は、購入時の金額ではなく、現在いくらで売れるのかを記入します。

相場はインターネットなどで検索します。特に影響の大きい住宅や車、コレクション品や貴金属などを記入します。金額が小さいものは無視しても構いません。

また保険に加入している場合には、解約返戻金などを記入します。

整理すると以下のようなものを資産として記入しましょう

・現預金(通帳残高)
・住宅
・車
・コレクション品
・貴金属
・貯蓄型の保険

負債

住宅ローンやキャッシング、リボ払い、車ローン、奨学金など、お金を借りているものをリスト化します。それぞれに何%の金利を払っているかも併せて記入しましょう。

・住宅ローン
・車ローン
・奨学金(学生ローン)
・キャッシング、リボ払い

FIREに必要な金額を見積もる

1.FIRE後の年間期待支出を見積もる

大体でOKです。現状の支出をそのまま年間換算してもよいですし。FIREのためならもう少し削れそうという点があれば、少なめの支出を設定します。一点補足すると、FIREを実現するためには期待支出が多くなればなるほど、必要な資産も大きくなるので、いかに年間支出を抑えるように設計するかも重要です。

現在の生活レベルを維持したいのであれば、それに応じた資産が必要になります。

例)
【実際の支出】
月間支出額:35万円
年間支出額:420万円

【目標とする支出】
月間期待支出額:29万円
年間期待支出額:348万円・・・①

2.FIREに必要な資産を見積もる

1の年間支出を25倍します。

なぜ25倍するかというと、アメリカのトリニティ・スタディという研究で、退職後の30年間、ある投資条件の元で、30年間資金が持続するためには年間期待支出の25倍が必要だったよいというレポートによるものです。言い方を変えれば、資産を毎年4%引き出している状態であれば、30年間資産は持続する確率が高いとも言えます。

総資産 × 0.04 = 年間期待支出額
総資産 = 年間期待支出額 × 1 / 0.04
総資産 = 年間期待支出額 × 25

この25倍という数字自体は色々とツッコミどころがあるのですが、一つの目安となる数字なので、ここではそのまま25倍で計算します。また、このトリニティスタディについては、別途詳しく解説したいと思っています。

例:
年間期待支出:348万円・・・①
目標となる資産:345万 × 25倍 = 8700万円・・・②

3.現状との差分を計算する

2の数字から、現時点で不労所得となっている資産の額をマイナスします。

例:株式投資で10万円を運用中
現状との差額:8700万円(②) – 10万円 = 8690万円

最後に整理します。FIREに必要な金額の目安は以下で算出できます。

FIREに必要な金額 = 年間期待支出(目標) × 25倍

すでに株式投資などの不労所得の資産を持っている方は、その資産額は差し引いてOKです。

お金の流れを記録する

マネーフォーワードMEやZaimなど、家計簿アプリを使えば、お持ちの銀行口座やクレジットカードなどから自動的に入出金を記録してくれる方法もあります。
ちなみに私はマネーフォーワード(プレミアム版)を利用しています。マネーフォーワードMEでは、毎日の残高の推移をチェックできますので、あなたの資産がどのように推移しているかゲーム感覚で資産を育てることが出来ます。

ジャンルは違いますが、ダイエットでも、毎日の体重を記録するだけで痩せるというレコーディングダイエットというものがあります。記録をすることで、第三者的な目線で自身の間食やカロリーのとりすぎに気づきやすくないるという意識改革の方法です。

毎日でなくても、毎月1回、自身のお金の流れをチェックすることは資産形成において、非常に重要だと思っています。

毎月簡易的に資産の状況をチェックする方法

毎月の資産状況をエクセルやGoogleスプレッドシートに記入していく方法です(パソコンが苦手な方がいれば紙でもOK)。この方法であれば、月に1回銀行残高をチェックするだけでよいので、簡単に資産の推移を把握することが出来ます。

FIREシリーズのガイダンスを見る
【FIREシリーズ】第0回 経済的自立でお金から自由になるためのガイド

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